ドローンレーサーを目指すには、ドローンを飛ばす技術習得はもちろんのこと、組み立てや修理のスキル習得、また集中力と練習の根気強さなどが求められます。
基本的に年齢は問われません。ただしレースに積極的に参加するとなると「機材費」や「遠征費」がかかりますので、ある程度の経済力は必要となります。
ここではドローンレーサーになるための道のりをご紹介します。
Contents
ドローンレーサーになるまで
ドローンレーサーになるために、絶対に必要とされる条件などはありません。FPVパイロットなら皆様お持ちの無線資格(趣味:アマチュア無線4級、業務:陸上特殊無線技師)さえお持ちであれば、レースに参加することができます。
ドローンレーサーへのルート色々
- ドローンスクールに通って、DJIなどの撮影機から空撮を始める。撮影方法の幅を広げるためアクロバティックなドローンへ切り替え、そこで習得した技術でレースを楽しむ。また技術向上のためにレースを始める。
- お仕事がお休みの日にドローン練習場などでレースを楽しみ、そこで出会った仲間とともにレース出場へチャレンジしてみる。
- 飛ばす環境がなかなか周りになく、シミュレーターで特訓。普段実機はほとんど飛ばさないがレースで実機を楽しむ。
- シミュレーター内のレースイベントや公式レースのあるソフトを用いてレースへ参加する。
ここで紹介する方法が正規ルートというものではありませんので、あくまで参考にしながら、自分に合ったスタイルを自分なりに見つけてみてください。
リンク:ドローンレーサーには資格が必要?どんな資格があるの?
ドローンレーサーに向いている人
・すぐに結果を求めず鍛錬に練習に励むことができる人
初めての操縦で「難しすぎる!」と諦める人が本当に多いFPVドローンの世界。実際本当に難しいですが、粘り強く練習していれば確実に上手くなります。何かハッと気が付く技術の習得の瞬間があるのです。粘り強く頑張れ!!
技術習得には時間がかかる場合もあるので、根気強さも大切な要素になるといえるでしょう。
・反省や研究が好きな人
自分のフライトを練習後や練習中に見返して、上手い人との違いや、目標としていた操作との差をしっかり反省として次回に生かすことが大切です。適当にがむしゃらに飛ばしていてもレースで勝ち抜けるようなスピードは習得できません。フィードバックをもらうこともとても有効的ですが、自らのフライトを自分が一番把握していることが上手くなれる第一歩です。
もちろん「趣味でレース参加」もいいと思いますので、そこまでかしこまって研究する必要がない場合もあります。ただし大会への参加が増えてくると、速く飛ばして競争してみたくなるものですよ♪
・負けず嫌いな人
勝負事の醍醐味であり、楽しみですよね!レースで自分の結果が出て、そこから練習方法を変えたり練習時間が大幅に増える人も少なくありません。実は初めてのレースから火がつく人、多いんです!
心のうちに秘めた負けず嫌い、何歳になってもきっと変わってませんよ。一緒に熱くなりませんか?
ドローンレーサーは仕事になる?
今のところ、まだまだマイナースポーツであるドローンレースは、本業としてやっていくにはまだまだ難しい世界です。
しかし、ドローンレースという舞台で活躍し、ドローンの業界で名前を上げていくことは大変有効的です。ドローンの技術を活かした撮影や、指導者としてスクールを行う、などという形でドローンの世界で活躍している方も多いです。
ドローンレースを入り口に新たなビジネスを展開されていく方も少なくありません。
もちろん世界にはドローンレーサーを本業とし、スポンサードをもらって生活している方もいますので今後日本もそうなると面白いですね。
周りを見ているとドローンレース歴2年程度でかなり上達してビジネスされている方も多く見られる傾向があります。
ドローンレーサーを目指せる年齢は?
ドローンレーサーを目指すのに、基本的に年齢は問われません。私のチームメンバーも10代〜50代まで幅広く活動しており、ドローンレース歴も幅があります。
ただし、実際にドローンレースで入賞したい場合はそれなりに練習時間や機体数(壊すので)が必要です。というのも、練習時間が取れる=休日を活用できる、またドローンレースという故障や修理の多いものに機材費として投資ができる環境である。ということは必要です。
実際私も20代前半でドローンレーサー始めましたがびっくりするくらいお金使いました…。
<費用目安>
○機材費:レーシング機1機 70,000円 程度
○レース練習場:月会費 10,000円 程度
○機体メンテナンス費:各種部品代(バッテリー 6,600円、モーター 3,300円、基板15,000円など)
<時間について>
○練習時間:月に数回実機を飛行(私はデビューのためにチームメンバーと毎週末飛ばしてました。)
シュミレーターも有効です。(全盛期は毎日でしたが、最近は感覚が変わってしまうので実機優先になりました。大会のコース確認程度に使っています。)
○メンテナンス:週末練習して壊れた機体を次に飛ばす時までに直します。飛行場の環境によってはその場で治すこともありますが、半田作業を伴うことが多いので大掛かりな場合は家に帰ってから行うこともあります。このメンテナンス時間も辛い時間でありますが、機体の不調に気がつくことができますので大切な時間です。
○勉強:Youtubeでお気に入りのレーサーの映像を見て勉強したり、バッテリーや基板など最新情報のチェックもしています。
練習時間やメンテナンス時間と、生活パターンも左右されてくるため、ときにつらいと感じてしまう人もいるようです。練習する仲間がいると練習しやすいと思いますので、どこか練習場を契約してしまうのものお奨めです!
まとめ:ドローンレーサーになるには
ドローンレーサーは、性別や年齢には問われず、だれでも目指し、楽しむことができます。
近年は女性レーサーやアラフィフのイケおじ様も活躍しており、ドローンが大好きであれば誰でも始め、続けることができるでしょう
また、大会に出ずともゲートを潜る練習や仲間と一緒に競争して遊んだりしていてもそれもまた「ドローンレーサー」であると私は思います。
みんな、”自称”ですから。自分がそうだって言ったらそうなのです!
レースの準備や当日の動きを一緒に見て回るイメージでYoutubeも作ってみたので下記動画もぜひお役立てください♪
https://www.youtube.com/embed/D5qRpyrS6_k?feature=oembedyoutu.be
せっかくここまで読んでくださったのあなた!!ぜひ一緒にレース出ましょう!!新しい人生の楽しみ見つけませんか?ぜひ一緒に楽しみましょう!
▶︎初心者用セットの販売やレース機体の販売はこちら。
何か気になることがある方や、興味のある方はぜひお気軽にお問合せくださいね。
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梅原麻妃(ウメハラマキ)
MAIL: makichan.drone@gmail.com
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